あせも。アロエは家庭の救急薬として理想的な常備薬とはいえますが、残念ながら万能薬ではありません。


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 赤ちゃんの肌はまだ脂腺が十分に発達していないため刺激をうけやすく、あせもやあせものよりに悩まされます。
 あせもを作らないためには、夏でも涼しくすごせばいちばんいいのですが、湿度の高い日本ではなかなか難しいようです。
 私たちは体温を調節するために汗をかいているのですが、汗の出口はひじょうに細いため汗がうまくでなかったり、汗がでても湿度が高い季節だとなかなか蒸発しないことがあります。そこに、ほこりなどがたまると汗の出口がつまってしまいます。すると、こうしたことが刺激になって皮膚におきた炎症があせもというわけです。

 あせもは、早く治せれば心配ないのですが、細菌に感染したりすると傷んだり、うんだり、治っても跡がカサカサになることもあります。
 あせもができたら、風通しのよい衣服を心がけ、ぬれタオルでふいたり、入浴させたりして、とにかくあせものできたところをきれいにします。

肌着をまめにとりかえることも大切です。そして、パウダーをつけておきましょう。パウダーはつけすぎると、汗の出口をふさいでしまうので注意してください。
 パウダーのかわりにアロエも効きます。ゼリー状の部分をあせもにつければ大丈夫です。

でも、アロエがよいといっても、やはり赤ちゃんは肌が弱いのでかぶれる心配があります。ほんの少しつける程度にするか、アロエ汁を脱脂綿などに含ませて、患部を軽くたたくとよいでしょう。
 アロエの消炎作用と毒素を中和する作用が有効に働いて、あせもが治ります。
 生葉が不安なら、市販のアロエ軟膏を使っても効き目があります。くれぐれも塗りすぎに気をつけること。

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【 ポイント 】
患部をきれいにする。
ゼリー状の部分をつけるか、アロエ汁を含ませた脱脂綿で、患部をかるくたたく。
アロエ軟膏でもよい。


◆◇◆ アロエの雑学豆知識 ◆◇◆

 アロエはユリ科に属する多年草で、アフリカの地中海沿岸が原産と言われています。アロエとはヘブライ語で”苦い”という意味で、その歴史は古く、紀元前から薬草として知られていました。
 アロエが薬草として使われていたという最も古い記録は、古代エジプトのミイラのひざのあいだに置かれていたパピルスです。これによるとアロエは、センナなどとならんで下剤として用いられ、また眼病にも使われた薬効のある貴重な植物としるされています。
 さらにアレキサンダー大王は、大遠征の際に負傷兵の治療にアロエを用いて効果をあげ、それをきっかけにアロエの栽培をはじめたとも言われています。
 いずれにしてもアロエが古代より薬草として使われていたことはたしかで、やがて紀元前1世紀には、ローマのディオスコリディスが『ギリシャ本草』のなかで、アロエの薬効を書きしるしています。それによると性器の病気、痔、黄疸、胃の洗浄作用、打撲、おでき、さらに目の洗浄にもなる万能薬であるとしています。
 その後、アロエの薬効はヨーロッパにも広く認められ、十二世紀にはドイツ薬局方にも収載されるようになりました。
 さて、日本にいつアロエが伝えられたのかについては、鎌倉時代とか室町時代とかいわれ、定かではありませんが、江戸時代には貝原益軒が『大和本草』のなかで、「その味苦く臭くして、気味ともにはなはだしく苦きゆえに虫を殺す」しるしています。
 当時、蘆薈(ろかい)と呼ばれたアロエは、その名から中国から伝えられたものだと言われています。中国では『開宝本草』にしるされているところから、八世紀ごろには、民間薬として普及していたと考えられます。
 日本に伝えられたアロエは、九州や伊豆、四国などの山野に自生し、地方によっては、”医者いらず”として重宝がられていました。しかし、アロエが薬用植物として広く栽培されるようになったのは戦後でした。
 現在では、各地、ことに暖地で観賞用として、また民間薬として栽培され、薬効が穏やかで副作用が少ないことから、多くの人々に愛用されています。


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